「六花」と言われ、雪の結晶の輪郭を曲線で繋いだものです。着物や陶器の絵柄ではこの輪の中に、また衣裳では草花や蝶鳥を組み合わせた囲み紋様が製作されたものが風雅であると浸透しました。雪は冬を象徴する物ですが、雪輪紋は通年柄でどの季節でも使用できます。雪は降り積もる物なので、「想いが積もる」。ひらひらと降るものなので儚い情景、ほのかな想い。意匠が六花と言われ輪の連続なので、「輪がつながる」。雪は、白いもので、清涼的なものが不浄を隠す、真っ白な気持ちを表す。など色々、閑かに、そして着実に示すものとして喜ばれています。
室町期に生まれた、書院造の頃より現代まで息づく襖(ふすま)に使用する紗紙を使って、ブックカバーを製作しました。使い込むうちに手なじみが良くなっていく過程をお愉しみください。
※画像はA5判書籍に装着したイメージです。
商品サイズ | W420×H265mm |
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素材 | 室町紗紙 |
入数 | 1枚・しおり付 |
包装 | OPP袋包装 |