「七宝」は、大黒天の袋の中身、もともとの仏教経典で表される、金・銀・瑠璃・玻璃(はり)・珊瑚・瑪瑙(めのう)・蝦蛄(シャコ)という七つの宝物を指しています。また、七宝は途切れぬ輪の連続から「輪違い文」とも呼ばれます。このような終わることなくずっと続いていく柄は、円満や財産、繁栄が途切れなく続く意匠を表します。また、図柄に色目が多く表された物を『おとし色』といい、身につけたり、プレゼントとして差し上げると、良吉とされます。
室町期に生まれた、書院造の頃より現代まで息づく襖(ふすま)に使用する紗紙を使って、ブックカバーを製作しました。使い込むうちに手なじみが良くなっていく過程をお愉しみください。
※画像はA5判書籍に装着したイメージです。

 
商品サイズ W420×H265mm
素材 室町紗紙
入数 1枚・しおり付
包装 OPP袋包装